サッカーやバスケットボールのユニフォームに個人名や背番号を入れる際によく使われるカッティング圧着プリント。シルクスクリーンプリント・インクジェットプリントに比べて知名度は低めですが、カッティング圧着プリントならではの良さもあります。
それでは一体どのようなTシャツを作る場合にカッティング圧着プリントが向いているのでしょうか?
カッティング圧着プリントの特徴
印刷の仕組み
デザイン通りにカットしたカッティングシートを熱で圧着させるプリント方法です。一般的にも浸透しているアイロンプリントの手法に似ています。
メリット
版が必要ないので1枚からでも気軽に作れる
シルクスクリーンプリントと違い版を必要としないため、1枚や2枚と言った小ロットでも気軽にTシャツを作る事が出来ます。
エッジが綺麗で色ムラもない
カラーシートをカッティングマシンでカットするため、インクのように滲む事無く非常にエッジが綺麗に仕上がります。あた広いベタ面でも均一にプリント出来るためベタの多いデザインにも適しています。
デメリット
色が限られる
既製のカッティングシートを使用するため、色見本にない色は使用出来ません。
細かいデザインには不向き
カッティングマシーンでカット出来ないデザイン(細い線や細かいデザイン)はプリントできません。
枚数が増えても単価が下がりにくい
シルクスクリーンに比べると単価が高く、枚数が増えても単価があまり下がりません。
印刷例

エッジが非常に綺麗に仕上がります。

カッティングマシンでカット可能なデザインに限ります。
まとめ
- 小ロットでTシャツを作りたい
- サッカーなどのユニフォームに背番号・個人名をプリントしたい
- エッジを綺麗にプリントしたい
上記のような場合にはカッティング圧着プリントをお勧めします。