学園祭や体育祭では限られた予算内でクラスTシャツを作る必要があります。業者に発注しても昔に比べると安く作れるようにはなりましたが、デザインやロットに適した作り方をしないと思いのほか高くついてしまうこともあります。
そうなってくるとやはり一番安く作れる方法は手作りTシャツではないでしょうか?もちろん手間はかかりますが、これも学生時代の良い思い出になることでしょう。そこで今回は、手作りTシャツを作る方法をメリット・デメリットとあわせて紹介します。
手書きで作る
必要な物
- 画材
- 無地Tシャツ
- 根性
書きやすさで選ぶならペンタイプ
普段から使い慣れているペンタイプは誰でも比較的簡単に書くことが出来ます。しかし線が細いのでベタ塗りには向いていません。また白系のボディに限られてしまうのも難点です。
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腕に自信ありなら布用絵の具
絵を描くのが得意な方には布用絵の具がオススメです。筆の細さ変えることで線を書いたりベタを塗ったりと書き分けることが出来ます。ただ絵の具なので乾くまで時間がかかる上に乾かす場所の確保も必要になってきます。
製作枚数が少なく、カラフルなデザインの場合はセットになっているタイプにしましょう。
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製作枚数が多く、単色の場合はバラ売りで量が多い物がオススメです。
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黒や紺等の濃色ボディに書く場合は下地用の絵の具を塗ると綺麗に仕上がります。
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手書きTシャツのメリット
- 材料費が安い
- 1枚ごとに自由にデザインを変更出来る
手書きTシャツのデメリット
- 乾くのに時間がかかる
- 乾かす場所が必要
- 少人数で作る場合かなりの根性が必要
データを作れるならアイロンプリントがおすすめ
必要な物
- デザインデータ
- 転写用紙
- プリンター
- 無地Tシャツ
- アイロン
パソコンを使ってデザインデータを作ることが出来るならアイロンプリントがオススメです。最近の転写用紙はクオリティがとても良く、とても綺麗にTシャツを作ることが出来ます。
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アイロンプリントのメリット
- 材料費が安い
- データさえ作れば1枚ごとに自由にデザインを変更出来る
- 短時間で製作出来る
- 仕上がりが綺麗
アイロンプリントのデメリット
- デザインデータを作る知識が必要
- 洗濯に弱い
- サイズに限りがある
A4サイズ以上は業者に任せよう
A4サイズ以上のデザインをアイロンプリントしたい場合は、大判サイズのアイロンプリントシート・カッティングシートを業者に出力してもらい、自分たちでTシャツに加工する方法があります。
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Tシャツの印刷方法「カッティング圧着プリント」とは?
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必要な物
- 業者に出力カットしてもらったシート
- 無地Tシャツ
- アイロン
メリット
- 大きいサイズのデザインをプリント出来る
- プロ仕様なので高品質
デメリット
- デザインデータを作る知識が必要
- 業者指定の入稿データが必要
- 加工に失敗すると再発注する必要がある
- 単価が高い
まとめ
クラスTシャツを自作する3つの方法を紹介しました。価格面で言えば手作りで作るのが一番安くすむ方法ではありますが、手間や仕上がりを考えると製作枚数が多い場合は業者に発注した方が良いかもしれません。
とはいえTシャツ作りに費やす手間も時間も学生時代の大事な思い出になると思うので、手作りTシャツに挑戦してみてはいかがでしょうか。